- HOME
- 包茎治療
包茎治療
包茎とは
陰茎の亀頭が包皮から露出していない状態を包茎といいます。
包茎には手で包皮をむくことができる仮性包茎とむくことができない真性包茎があります。その中間で包皮が剥けるが包皮先端が狭く陰茎を締め付け血流障害となる場合をカントン包茎といいます。真性包茎では、時に亀頭包皮炎や排尿障害を起こします。
包茎の種類
包皮のむけ具合により、包茎は以下の3種類に分けられます。
・仮性包茎(かせいほうけい)
仮性包茎は、平常時は亀頭が全部あるいは一部が包皮に覆われている状態で、勃起時には、痛みも締めつけもなく亀頭をスムーズに全部露出させることができるタイプの包茎です。
・嵌頓包茎(かんとんほうけい)
カントン包茎は、包皮輪が狭いために、亀頭を露出しようとすると、亀頭の下に締めつけがあったり、勃起時には締め付けのために亀頭を全部露出できないタイプの包茎です。
・真性包茎(しんせいほうけい)
真性包茎は、包皮輪が非常に狭いために、平常時も勃起時も、包皮をむくことができず、亀頭を露出させることできないタイプの包茎です。
包茎治療の方法
包皮先端背側を縦に切開して狭い包皮輪を広げる簡単な手術法(背面切開術)と包皮を環状に切除する方法(環状切除術)があります。
背面切開術は、主に真性包茎やカントン包茎に行われ、傷跡が陰茎の半周と少なく包皮の取りすぎがありません。一時的に包皮の変形がありますが最終的に軽度の仮性包茎の状態になります。背面切開は保険診療が可能です。
一方、仮性包茎に行われる環状切除は包皮を一周切除するため傷跡が一周になり、余剰包皮はなくなります。
海外では割礼という習慣がありますが、傷跡は陰茎中央一周の環状切除術になります。 仮性包茎に対する美容の手術法には環状溝直下を傷跡とする場合や陰茎基部上半周の傷跡(バックカット:傷跡を陰毛で隠す)にする場合もあります。
当院では現在、手術を伴う治療は行っておりません。治療に手術を必要とする場合は、症状に合わせた病院等にご紹介させていただきます。